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[ 2015.04.22 ]

草木染め

気づけばもう一ヶ月ぐらい経ってしまいましたが
先日草木染めのワークショップに行って来ました。

幼少の頃読んだ漫画の中に、染め物をしている登場人物が出て来た事があって
草木を使って布を染めるシーンがものすごく印象的で、子供ながらにロマンと憧れを感じ、
その後もなんとなく頭の片隅に、草木染めの事が印象に残っていました。

2年ほど前に、桜の木で染めたというストールに出会った事があり、
その時、その色の自然さと美しさに惚れて、
ストールにしては少し値が張りましたが、素敵すぎて買ってしまいました。
それが私が久しぶりに「草木染め」というものに遭遇する事となりました。

最近、布を買って簡単な袋などを作る事が時々あるのですが
なかなか欲しい布というのは売っていません。
あのストールみたいな自然な色の生地が欲しいなぁと常々思っていた所、
たまたま友人の仕事関連の展示を見に行ったお店で、草木染めワークショップ予定がある事を知り、
池田市という普段あまり行かない場所ではありましたが、行ってまいりました。

今まで染めた事のないものはない、というぐらい、過去に草木染めをやっていたという
そのお店を切り盛りされているおじいさまが教えてくださりました。

今回使ったのはたまねぎと、よもぎと、どんぐりの木の樹皮。
染める生地の種類や、媒染液(染めの色を定着させるもの)によって
同じものを使って染めても、色が全然違ってきます。
特に媒染液は本当に色がガラっと変わってしまうので
それ自体が染め材料のように感じます。

先人が作った、使った染め材料と媒染別の色見本なるものもあるのですが
本当にすごい沢山パターンがあって、
同じ物を使っても、その時の草木の状態や染め液の温度、染める時間などによって
色が違ってくるようです。
またまたものすごいロマンを感じてしまい、完璧に草木染めに魅せられました。

草木染めはほんとうに優しくて自然な色が出ます。
染める材料を集めるのに一手間かかりますが、
いつか自分で草木染めした布を使って、服飾物を作りたい思います。

[ 2015.03.16 ]

取り繕う

取り繕う

一ヶ月ほど前に松井一平さんの個展を見に、中崎町のiTohenに行った。
松井一平さんの絵はとっても素晴らしくて、
見ていると心が震えた。
線がびゅうっと伸びているものが多く、強い風のようなものを感じた。
優しいのだけれども、
海がザパーン!と、絵の向こうで鳴っているような気もした。

その日にあったトークの中で
松井さんが東京に移り住んでからの一年間、
何もしないで絵だけを描くと決めていたそうで。
その時に、奥さんが仕事から帰ってきた時に、
自分は一日中家にいるのに何にも成果物ができていないんじゃ格好がつかない、という事で
取り繕うように絵を描いていた、みたいな事を言っていて、
「取り繕う」という言葉の響きがとても印象に残った。

最近あまり使わない言葉だけれども、
なんだかとっても優しい気持ちになる言葉だなぁ、と思った。
取り繕って、取り繕われて。
誰かがいて、その人がなんと言うかなどを想像して。
ちょっと焦っている様子が目に浮かぶようで。思わずふふふっとなる言葉である。

[ 2015.03.09 ]

心の中が見えたなら

この人は実は人の心の中が見えているんじゃないかと思う人が
自分の周りに2人いる。
なんなく、自分が思っていた事が
その人にはバレていたのではないかと思うような行動を、
その後にとる。
勝手になんとなく恥ずかしような気持ちになり、
反面、言葉では言いにくい事だったりするので、
言わなくても分かってくれているような感じが、
なんとなく有り難かったりもする。

[ 2015.03.05 ]

先日洗面所に鏡ができました。
丸い形をした、壁に貼るタイプです。
今まで鏡がなかったので、手で持つタイプの鏡を使っていましたが
今の家に引っ越してきて約一年、やっと鏡を設置しました。

手放しで正面で顔を見れるという事がこんなにも快適なのだろうか、と
毎日会社で大きい鏡で正面から見ているはずなのに、妙な感動を覚えました。
鏡を覗くと、意外と目の色が茶色いな(洗面所の照明の下だとそう見えるだけだと思いますが)とか、
姿の後ろに写っているゴムの木が良いな、等々
いつもと違った世界の見え方がなされているような気がして
とってもウキウキしてしまう今日この頃です。

[ 2015.02.25 ]

分かり易さ

最近まで、情報を伝えるにあたっては、どういう場合でも
分かり易い方が良いと思っていました。
これはちょっと分かりにくいかも、と思った時は、
分かり易くするにはどうしたら良いか?というような事を
考えたりしていました。
けれども、それで人を読んだり、利益を得てご飯を食べているというような事でない限り、
人に迷惑をかけない範囲であれば、
別に分かり易い必要はないんではないかと最近思ってきました。

情報を伝えるという種類の仕事をしているので、
プライベートではいつも心が得ている事の、
その逆を行きたい気分なのもしれません。

いったい誰なのか分からないし、何をするのか分からない。
それを見る人に、想像力を働かせる。
少々良いように捉え過ぎかもしれないけれども、
そういうのも面白いかもしれない。

今そういう気分なので
ちょっとだけこんな感じでいってみようと思います。

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